掲示板やブログを管理するときの心得
自分で管理する掲示板等でのトラブルを防ぐ
- 投稿をチェックし、法に触れるものや好ましくないものは削除する
- 個人情報保護法…個人名や電話番号など、個人に関する情報が流れないようにする
- 肖像権侵害…顔が写っている写真はダメ。また顔にモザイクなどが入っていてもダメ。
- 著作権法…キャラクターの画像や歌詞などもダメ。
- 名誉棄損…他人を傷つける行為。名前が伏せ字であっても、誰かが見て個人を特定できれば同様。
- 技術的な対応(下記のうちどちらかが可能なものを利用する)
- IPアドレスを記録、あるいはアクセスログから投稿者のIPアドレスを特定できるようにしておく。
- アクセスにはパスワードが必要なシステムを利用する。共通したパスワードではなく、投稿者が特定できるようにアカウント(ユーザー名)が必須となるようにする。
トラブルが起きた場合
- トラブルのやりとりをファイルとして保存・記録しておく。印刷などをしておく。
- 管理者へ削除願いを送る
- 管理者が対応しない場合は、設置者へメールを送る。
- 警察本部のハイテク犯罪対策センターに相談
- ハイテク犯罪とは
- コンピュータ犯罪 — コンピュータ又は電磁的記録を対象とした犯罪
- ネットワーク利用犯罪 — コンピュータネットワークを手段として利用した犯罪
- 不正アクセス事犯 — 不正アクセス禁止法に違反する行為
- 関連するリンク
IPアドレスなどのアクセスログは、個人で問い合わせても対応してくれない(個人情報)ので、被害届を出し、警察から捜査してもらうしかない。アクセスログからたどると、どの家庭からアクセスしたかも割り出すことができる。学校からのアクセスの場合、どの学校のどのコンピュータから投稿されたものかもわかる。